FAQ ネットワーク上の共有フォルダにバックアップイメージを保存できない

共有フォルダのアクセス権は、以下のように設定するのが一般的です。

共有アクセス権：Everyone フルコントロール
NTFSアクセス権：[共有フォルダへのアクセスを行うユーザ／グループ] 変更

共有フォルダのアクセス権は、共有アクセス権・NTFSアクセス権の厳しい方が常に適用されます。
Windows XP SP2以降のWindows OSでは、デフォルトの共有アクセス権は"Everyone 読み取り"になっていますので、ご注意ください。

以下に設定手順例を示します（実際に共有フォルダが存在しているマシン上で操作してください）。

1. バックアップ保存先の共有フォルダを右クリックし、ショートカット メニューの
　 [共有とセキュリティ] をクリックします。

2. Everyone ユーザに対する共有アクセス許可を確認します。
　 [共有] タブで [アクセス許可] をクリックし、[グループ名またはユーザー名] ボックスの一覧からEveryone ユーザをクリックします。
　 (Everyone ユーザが表示されていない場合、追加します。)
※ "Everyone" とは、このフォルダにアクセスできるすべてのユーザーを指します。

3. 共有アクセス許可を設定します。
　 Everyone のアクセス許可の一覧でフルコントロールの許可がチェックされているか確認します。
　 チェックされていない場合、これをチェックし、[OK] をクリックします。

4. 共有フォルダにアクセスするユーザー／グループに対するNTFSアクセス許可を確認します。
　 [セキュリティ] タブをクリックし、[グループ名またはユーザー名] ボックスの一覧から
　 共有フォルダにアクセスさせたいユーザー／グループをクリックします。
　 (目的のユーザー／グループが表示されていない場合、追加します。)

5. NTFSアクセス許可を設定します。
　 目的のユーザー／グループのアクセス許可一覧で、「変更」の許可がチェックされているか確認します。
　 チェックされていない場合、これをチェックし、[OK] をクリックします。