よくあるご質問 >ダウンロード、インストール >インストール >【スタースイート 8】「Linux」で、rootユーザーなのにインストールができない

FAQ 【スタースイート 8】「Linux」で、rootユーザーなのにインストールができない

回答

以下をご確認ください。


Java環境がインストールされている場合に発生する可能性があります。
ターミナルからセットアップを実行した際に、Javaのエラーが表示される場合は、サンマイクロシステムズ社のJavaをインストールし、そちらに"PATH"を通すことで解決しますので、以下の手順をご参照ください。

【ご注意】
・手順のコマンド例の括弧 "[ ]" は入力する必要はありません。
・この手順は「FedoraCore4」に[JRE 1.5.0.4]を導入する操作の一例を記載したものです。
 お使いの環境に合わせて適宜読みかえてください。


【ステップ 1】
■ Java Runtime Environmentのインストール ■


1.サンマイクロシステムズ社の「Java ソフトウェア手動ダウンロード」ページから、「Linux(自己解凍ファイル)」を任意の場所にダウンロードしてください。
2.ダウンロードが完了したら、ターミナルを起動し、[ su ] と入力してください。
3.パスワードを要求されますので、rootユーザーのパスワードを入力してください。 これで一時的にrootユーザーになります。
 (ターミナルの行頭のマークが"#"になります)
※ 入力した文字は画面には表示されません。そのままパスワードを入力してEnterを押してください。
4.Javaディレクトリがない場合は作成します。
 ターミナルに[ mkdir /usr/java/ ] と入力してください。
5.ダウンロードしたファイルをJavaディレクトリに移動させます。
 ターミナルに[ mv {ダウンロード先ディレクトリ}/jre-1_5_0_04_linux_i586.bin /usr/java/ ] と入力してください。
6.Javaディレクトリに移動します。
 ターミナルに[ cd /usr/java/] と入力してください。
7.移動したファイルに実行権限を付与します。
 ターミナルに[ chmod a+x jre-1_5_0_04-linux-i586.bin ] と入力してください。
8.インストーラを起動します。
 ターミナルに[ ./jre-1_5_0_04-linux-i586.bin ] と入力してください。
9.License Agreementが表示されます。Enterキーを押すとスクロールしますので、最後までお読みください。
 文書を最後まで読みますと、ライセンスに同意するかたずねられます。
 License Agreementに同意してインストールを行う場合は、[ yes ]と入力し、Enterキー を押してください。
(ここで同意しない場合は、インストールできません)
10.しばらくするとターミナル上に「Done」と表示され、インストールが完了します。


※ より詳細なインストール手順は、サンマイクロシステムズ社の「Linux 版 Java Runtime Environment (JRE) の ダウンロードとインストール方法 」のページでご覧いただけます。


【ステップ 2】
■ Java Runtime Environmentの設定 ■


1.ホームディレクトリを開きます。
2.[表示]メニュー内にある[隠しファイルを表示する]をクリックしてください。
3.表示されたファイルの中から「.bash_profile」開き、末尾に以下の記述を追加してください。

 JAVA_HOME=/usr/java/jre1.5.0_04
 PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
 export JAVA_HOME


※ すでに"PATH="がある場合は、行の最後に[ :$JAVA_HOME/bin ]を追記してください。
例:[ PATH=$PATH:$HOME/bin:$JAVA_HOME/bin ]

4.ファイルを上書き保存して、再ログインしてください。
5.ターミナルを起動し[ java -version ]と入力し、[1.5.0_04]と表示されるかご確認ください。
 インストールしたバージョンと違う場合は、Javaのインストールまたは設定がうまくいっていません。
お使いの環境に合わせて手順を再度確認してください。


【ステップ 3】
■ Java Runtime Environmentのフォント設定 ■


1.ターミナルを起動し、[ su ] と入力してください。
2.パスワードを要求されますので、rootユーザーのパスワードを入力してください。 これで一時的にrootユーザーになります。
 (ターミナルの行頭のマークが"#"になります)
※ 入力した文字は画面には表示されません。そのままパスワードを入力してEnterを押してください。
3.fallbackディレクトリを作成します。
 ターミナル[ mkdir $JAVA_HOME/lib/fonts/fallback ]と入力してください。
4.作成したfallbackディレクトリに移動します。
 ターミナルで[ cd $JAVA_HOME/lib/fonts/fallback ]と入力してください。
5.文字化けを防ぐために東風フォントのシンボリックリンクを作成します。
 ターミナルで以下のように入力します。
 [ ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/kochi-gothic-subst.ttf ]
 [ ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/kochi-mincho-subst.ttf ]


【ステップ 4】
■ 「スタースイート 8」のインストール ■


1.ターミナルを起動し、[ su ] と入力してください。
2.パスワードを要求されますので、rootユーザーのパスワードを入力してください。 これで一時的にrootユーザーになります。
 (ターミナルの行頭のマークが"#"になります)
 ※入力した文字は画面には表示されません。そのままパスワードを入力してEnterを押してください。
3.CD内のセットアップスクリプトのあるディレクトリに移動します。
 ターミナルで[ cd /media/cdrom/office ]と入力してください。
 (ダウンロード版の場合は、[/media/cdrom/ ]の代わりに、解凍したファイルの場所を指定します)
4.セットアップスクリプトを起動します。
 ターミナルで[ ./setup ]と入力してください。
5.インストールウィザードが表示されますので、画面に従ってインストールを完了させてください。

管理番号:10799 / 作成日時:2018/10/03 03:19:00 PM

上記のFAQで解決しなかった場合、下記よりお問い合わせください。